こんにちは!繊細っ子を育てるシングルワーママMarikoです
3歳になったばかりの早生まれの繊細さん気質な娘が年少さんになることに。
刺激でいっぱいいっぱいになりやすいHSCにとって、大きな壁のひとつ”環境の変化”について準備したことをまとめましたので同じ悩みを抱えるママ達の参考になれば幸いです!

娘は2歳から同じこども園の2歳児クラスに通っていましたが、2歳児クラスのみ校舎が全く別の場所で
3歳からは幼稚園の建物に移動するというシステムの園です
ちなみに私も子もHSS型(刺激追求型)の繊細さん気質である可能性が高いです!
HSCとは?
HSCとは、アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン氏が提唱した言葉で、「人一倍敏感な子供」という意味です。HSCには「DOES」と呼ばれる以下のような特徴があるとされています。D(Deep processing)、O(Overstimulation)、E(Emotional reactivity)、S(Sensitivity to subtleties)。
HSCは、外的な刺激にとても敏感で、その影響を強く受ける子どものことを指します
↓ちなみに大変共感でき、普段参考にしているおすすめ作者さんの本はこちら


お名前シール+わかりやすいマークのシールを貼る
娘の通っていた2歳児クラスの先生はとっても素敵な先生で、繊細な娘への対応も素晴らしく娘も大好きでした。
幼稚園に行くということに不安がっており、慣れるまで先生にして欲しいことを言えないだろうな…と思いありとあらゆるものに名前シール+目印になるちょっとしたシールを貼りました
3歳になりたての娘はまだひらがなが読めず、自分のものがわからなくても先生に言い出しづらいだろうということで
「道具箱にはニコニコのシールが貼ってあるのが○ちゃんのだからね」と伝えて一つ一つの持ち物を確認しました



HSP気質は不安な時、事前に確認したらある程度落ち着くと思っています!
その他上靴や靴のかかと部分にも、可愛い目印をつけて、布製品には自分で選んだワッペンなどもつけました!
かなり前もって幼稚園の準備をして新しいことを少なくしておく
HSPが先のことを考えて不安になるのって、他の人よりタイミングが早くないですか?
私も娘もそうで、例えば街中でちょっと変だなと思う人がいても他の人より気付くのが早かったりします



危機を察知する能力が高めですよね…!
その分、これから起こり得るとわかっている不安なことに対しても、他の人より早く不安になりやすく
娘も春から幼稚園に行かなければならない…という事実に対して周りの子達よりかなり早くから不安定になっていました
不安な時は引きずらないように気持ちを抱えながらも違うことをして気を紛らわすのも一つですが、準備である程度消せる気持ちだとも思います。
なので娘は幼稚園で使う為の水筒、ランチョンマット、お弁当袋などをかなり早めに購入し、前のクラスで使って慣らしておき“新しくてわからないこと”をなるべく少なくして入園に臨みました。
幼稚園の生活一通りの流れを事前にお家でやってみる
入園式が終わった日の夜、幼稚園の用意を全て終えてからシロクマのぬいぐるみを持ち
「クマちゃん幼稚園です!園長のクマちゃんです。」とごっこ遊びの一貫で幼稚園の1日の流れを娘と再現しました。
「お外で遊ぶ時間です!帽子をかぶってください!」
「給食の時間です。ご用意をしてください」など伝えると
ごっこ遊びが大好きなはノリノリで楽しんでいました。
その時に上履きをひとりで履く練習なども併せて行うことができ、一石二鳥です



ごっこにハマった娘は何度も一日の流れを繰り返していました!
刺激で頭がいっぱいになりパニックになりやすいHSPにとって、事前にわかっていることは不安を和らげる一つだと思うので、幼稚園に行く自信に少しでも繋がればと思い立ったこれは大成功でした!
さいごに。果たして入園後はどうだった…?
冬頃、春から幼稚園に行くことを伝えるとパニックになり怖がっていた娘ですが、
幼稚園に入ると2歳児クラスの先生が元のクラスの相性の良いお友達と同じクラスにしてくださったこと、
2歳児クラスで大好きだった先生が補助として、年少をサポートしてくださるポジションに異動になったという幸運さから
繊細さは何処へ?と思うほどハジけて楽しんでいます(笑)
いざはじまると、今までのパニックレベルの不安はどこへやら?というのもHSPあるあるたと思っています
これからも事前に不安を感じて恐怖で頭がいっぱいな時は、その都度和らげていくテクニックを今後も探していければ、と思います!
この記事が繊細っ子の親御さんの助けに少しでもなれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。