
こんにちは、シングルワーママのMarikoです。
今回は、3歳の娘に「ママ嫌い」と言われて大きなショックを受けた私が、どのように気持ちを立て直し、娘との関係を改善していったかをお話ししたいと思います。
離婚を決断したとき、
「子どもはきっといつかわかってくれる。
それまでは温かく支え続けよう」と心に決めていました。
でもそれは、もっと先、思春期くらいの話だと思っていたのです。
……まさか、こんなに早く試練がやってくるとは、思ってもいませんでした。
3歳娘に「ママ好きじゃない、パパが一番好き」と言われた…
我が家では、毎週末パパとの面会があり、月1回くらいは会わない週もあります。
そのときは、なるべくお出かけをして寂しさを紛らわせていましたが、それでも娘は「パパは?」と何度も聞くことがありました。
「今は来ないよ」「あと○回寝たら会えるよ」──
そうやってその場その場で伝えてきました。
そんなある日、幼稚園へ行く朝の支度中、
家を出る時間を過ぎてもフザけて着替えず、隠れて遊んでいる娘に私はブチギレてしまいました。
すると、娘から放たれた言葉は──
「ママ好きじゃない。」
そんなふうに言われたのは初めてで、私は心に大ダメージ。
思わず大人げなく「じゃあパパの家に住んだほうがいいんじゃない?」と口走ってしまい、
娘は「そうする!!」と嬉しそうに答え、さらに追い打ちをかけられました。
幼稚園に送り届けたあとも、仕事中も、ずっと悲しみを抱えながら過ごすことに。
「母親が子どもに強く言われて寝込む」という話、以前はピンと来なかったのですが、
このときはその気持ちが痛いほどわかったのです。
ここから、私がとった改善策をお伝えしたいと思います。
気持ちを整理するために書き出す──ジャーナリング
このときの私の頭の中は、感情でぐちゃぐちゃでした。
- 毎日必死で子どものために頑張っているのに、という報われない気持ち
- やっぱりパパの方が好きなのかな、といういじけた気持ち
- 母子分離が進んだのかも。繊細な我が子にとっては成長かもしれない、という前向きな気持ち
単純に、「悲しい」「悔しい」「寂しい」なども。
これらを、飾らない言葉でメモにひたすら書き出していきました。
すると、ぐちゃぐちゃだった気持ちが少しずつ整理され、次にどうしたいかが見えてきたのです。
結論として私は、
- 何を言われても、この子にとって私が安心できる場所でいよう
- 怒ったことはきちんと謝ろう
- 離婚についても、またタイミングを見て説明しよう
と、方向性を決めることができました。
悲しみの温度は下がらなかったけれど、行動の指針ができたことで心が少し軽くなりました。
ちなみに、迷ったときにすごく支えになった本がありました。
『ひとり親の子育て』という本で、
シングルマザーとして子どもと向き合う時の不安や、愛情のかけ方についてとてもやさしく書かれています。
もし同じように悩んでいる方がいたら、ぜひ読んでみてほしいです。
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「命にかかわること、人を傷つけること」以外は怒らない
3歳になり、やんちゃ度が増した娘。
私は「それやめて」「座って食べて」など、日々細かく注意していました。
でも、HSS型HSPっぽい娘は、周囲にとても気を遣っている子。
家では自我が爆発するけれど、外では問題を起こすこともありません。
それに気づいた私は、「命にかかわること」「人を傷つけること」「物を壊すこと」以外では怒らない、と決めました。
最初は口出しを我慢するのがストレスでしたが、見守っていると新しい発見もありました。
たとえば、お風呂上がり。
いつもパジャマを着るよう急かして怒っていたのですが、パジャマを置いておくだけにしたら、
しばらく遊んだ後、自分で着始めたのです。
「この子にも、自分なりのタイミングがあるんだ」と気づかされました。
(もちろん、毎回そんなにうまくはいかないですが……)
先回り育児を少しだけおだやかにしてみる
シングル家庭やワンオペママあるあるだと思いますが、
ひとりで全責任を背負うため、育児にものすごく力が入ってしまいます。
私も、離婚したことで「この子にできる限りのことをしよう」と強く思い、
仕事後は急いでお迎えに行き、好きなおやつを持って行き……と、先回りして動いていました。
でも、こうした「小さな頑張り」の積み重ねが、いつの間にか自分を追い詰めていたのだと気づきました。
そこで、少しだけ力を抜いてみることに。
必要以上に先回りせず、娘自身の「やってほしいこと」を聞くようにしてみました。
娘はもう3歳。
気持ちも言葉も、しっかりお姉さんになってきていたのです。
このフェーズに気づくのって、すごく難しいですよね。
さいごに…幼稚園終わりの娘に言われたこと
ちなみに──
幼稚園が終わった娘に「ママ好き?」と聞いたら、
「ママ好きじゃない」と再び言われ、またしてもダメージをくらいました(笑)
それでも、怒らないように対応を変えたところ、
また「ママ好き!」と言ってくれるようになりました。
育児に正解はないけれど、ヒントやテクニックはたくさんあります。
この体験が、どこかの誰かの助けになったらうれしいです。